バガヴァッド・ギーター勉強会
バガヴァッド・ギーターは、史上最高の哲学的著作であり、バクティ・ヨーガの基礎となるものです。この本は、もともとシュリー・クリシュナによって教えられた古代インドのすべてのヴェーダの知識のエッセンスで構成されており、この知識は、弟子を通して偉大なアチャリア(霊的教師)の連鎖によって受け継がれてきました
バガヴァッド・ギーター・会議では、Īśvara(最高主)、jīva(生命体)、prakṛti(自然)、kāla(永遠の時間)、カルマ(活動)といった興味深いなトピックを理解するための実践的な霊性を論じます。
毎日バガヴァッド・ギーター(クラブハウスにてオンライン)- 毎日18:00時
以下のリンクから本日のルームにご参加ください。
https://tiny.cc/Bhagvadgita
過去のクラブハウスでの朗読の様子はこちらからご覧ください。
バガヴァッド・ギーターとは?
『バガヴァッド・ギーター』は世界各地で広く出版され、また愛読されている書物ですが、 もともと、サンスクリット語で書かれた古代の歴史叙事詩『マハーバーラタ』のなかに挿 話として組みこまれているものです。『マハーバーラタ』には現在のカリ現代に至るさま ざまなできごとが記録されています。主クリシュナが友人で献愛者のアルジュナに『バガ ヴァッド・ギーター』を語ったのは、カリ時代が始まった約 5000 年前までさかのぼります .
~ Professor Edward C. Dimock, Jr. (Department of South Asian Languages and Civilization - University of Chicago)
スリラ・プラブパダによる序文より抜粋
主クリシュナの交流者だったアルジュナが無知に陥るわけがありません。ところが、クル クシェートラの戦場でそれが起こりました。しかしそれにはわけがあります。アルジュナが 人生の問題について尋ね、主クリシュナがその解決策を説明することで、未来の人間が恩恵 を授かって生涯の計画を設計できる――それが主の配慮でした。そのように行動すれば人と しての使命がまっとうできるのです。 『バガヴァッド・ギーター』の主題を理解するには、5つの基本的な真理も知る必要があ ります。まず神の科学について、次に生命体・ジーヴァの本来の立場について説明されてい ます。イーシュヴァラ(éçvara)「支配者」がいて、支配される側にいるジーヴァ(jéva・ 生命体)がいます。私は支配されていない、自由だ、と言う人がいれば、それは正気の沙汰 とは思えない言葉です。あらゆる状況で、少なくとも条件づけられた生活のなかで支配され ているはずです。ですから、『バガヴァッド・ギーター』は、イーシュヴァラ「至高の支配 者」、ジーヴァ「支配される生命体」という主題を扱っています。
プラクリティ(prakåti・ 物質自然界)と時(全宇宙の存続期間、あるいは物質自然界の表われ)、そしてカルマ (karma・活動)についても説明されています。宇宙現象界ではありとあらゆる活動がな 8 されています。生命体すべてがさまざまな活動をしているのです。『バガヴァッド・ギータ ー』を読んで、神はどういう存在か、生命体はどういう存在か、プラクリティとはなにか、 宇宙現象界とはなにか、どのように時によって支配されているのか、生命体の活動とはなに か、などについて学ばなくてはなりません。 『バガヴァッド・ギーター』のこの5つの基本的主題のなかでも、最高主神・クリシュナ、 すなわちブラフマン・至高の支配者、パラマートマーは――名前はそれぞれ違っても――全 生命体の筆頭者です。生命体は質から見れば至高の支配者と同じです。たとえば主は、物質 自然界の宇宙の機能を支配しており、そのことが『バガヴァッド・ギーター』の後半の章で 説明されています。物質自然界は独立して機能しているわけではありません。主クリシュナ が言っています、mayädhyakñeëa prakåtiù süyate sa-caräcaram(マヤーデャクシェーナ プラク リティヒ スーヤテー サ・チャラーチャランム)「この物質自然界はわたしの指示で動いている」と。 宇宙自然界で素晴らしいことが起こる様を見て、その背後には一人の支配者がいる、と判断 しなくてはなりません。支配されていなければ、なにも起こらないはずです。支配者がいる、 と考えないのは子どもです。子どもの目に映る自動車は、馬にもほかの動物にも引かれてい ないのに走る不思議な乗り物ですが、よくわかっている人は、自動車は機械だから走るのは あたりまえ、と考えます。機械が動いていれば、それを動かしている操縦者という人間がい る、と判断できるのです。同じように、すべてが機能するその原因を指揮しているのが至高 主です。さて、ジーヴァ・生命体は、後の章で説明されるように、主の部分体です。⾦の塊 も⾦、海の1滴もやはり塩を含んでいるように、私たち生命体も、至高の支配者・イーシュ ヴァラ、バガヴァーン、主シュリー・クリシュナの部分体ですから、至高主が持つすべての 特質をわずかにそなえています。私たちも小さなイーシュヴァラ、依存するイーシュヴァラ だからです。今、科学者が宇宙や惑星を支配しようとしているように、私たちには自然を支 配しようとする気持ちがありますが、それは、クリシュナのなかにその気質があるからです。 しかし、この世を支配しようとする傾向はあっても、最高の支配者ではないこともよく心得 ておかなくてはなりません。このことも『バガヴァッド・ギーター』で説明されています。
クラブハウスアプリで開催した毎晩読書会のご感想。
とても楽しかったです。
実を言いますと服を染色しながら服を作る自営業をしております。
いわゆるメイドインジャパンの服を作る仕事ですね。
お話を聴いていて今の時代文字の読み書きが出来ない方もたくさんいらっしゃって、日本人の方でもいるんですね。こういうテクノロジーを使って読み聞かせ解説をしてされているところを聞いてとっても感動しました。人としても男としてもとても尊敬出来る人々だな感じました。僕としては使い方がわからなくてここで感想になってしまいましたがとっても良かったです(^-^)
櫻井さん(木工芸家)
ありがとうございます🙏🏻クリシュナのこと深く知ることができました。心打たれました自分も世界もクリシュナ意識になったらとても素晴らしいんだろうな。そうなればきっと世界は豊かで幸せで、優しさであふれるのでしょうね。
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